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バラとは?! バラ・フィッシング レギュレーション

 

 


 

 

BARRAMUNDI

バラとは?!

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BARRAは豪魚である!

オーストラリア(豪州)ではBARRAMUNDI(バラマンディ)を、親しみを込めBARRA(バラ)と短縮して呼ぶ人が多く、フィッシングのターゲットとして非常に人気があります。

BARRAMUNDIとはオーストラリア原住民アボリジニーの言葉で、大きな鱗(ウロコ)の魚を意味しています。目は個体差はありますが一般的に赤から琥珀色をしており、その魚体は硬い大きな鱗に覆われており神秘的です。口は大きく歯はサンド・ペーパー(紙ヤスリ)状で、鰓蓋骨(サイガイコツ)の端は鋭く、目の細かいノコギリ状の刃物の様になっています。尾鰭(オビレ)は扇状で大きく、全体的に古代魚を髣髴とさせるその魚体は神の魚とも言われたりします。

個体差はありますが、海水、汽水域に生息するものは背の部分が薄っすらと青みがかり、美しい銀白色の体色をしています。釣り人の間で大型の個体はビッグ・シルバーやビッグ・マザーと呼ばれたりもします。特に海水との交わりが強い個体は、鰭(ヒレ)が薄っすらと黄色を帯び、ゴールド・フィン・バラとも言われます。日本のスズキ(シーバス)ではありませんが、シーバス(Sea Bass)とも言われたりします。又、淡水域に生息する個体(養殖バラマンディ含む)と区別してSea Barramundi(シー・バラマンディ)とも呼ばれます。

 

 

 

 

 

BARRA♀

バラマンディはオーストラリアでは気候的に暖かい北部(ウェスタン・オーストラリア州中央部のアシュバートン・リヴァー/Ashburton Riverからクイーンズランド州南部のマリー・リヴァー/Mary Riverに至る地域)の河川、湖沼、海岸域、更にはオーストラリア本土から比較的近くの島やリーフにも見られ非常に広範囲に渡って生息しています。淡水域でも海水域でも生きられますが淡水では産卵はしません。生まれてきた時はすべてオスで、生後3〜4年程(55〜60cm程)で生殖機能を有し、生後5〜6年程(75〜80cm程)でメスに性転換すると言われています。成長すると体長が1.5m程(一説には2mとも言われる)にもなる魚です。最大では120ポンド位までの個体が確認されています!

バラマンディは学名Lates Calcariferラテス・カルカリファ)といってペルシャ湾からインド、オーストラリア、パプア・ニューギニア、東南アジアの沿岸地域から台湾まで、非常に広範囲に分布しています。日本にはバラマンディの同属(Lates/アカメ属)のアカメ/Lates Japonicusが四国と九州を中心に生息しています。バラマンディとアカメは非常に良く似ており1984年に別種として分類されました。アフリカに生息するナイル・パーチ/Lates Niloticusも同属の魚で、バラマンディやアカメと非常に良く似ています。三魚種共にCentropomidae(Snooks)/アカメ科(スヌークの仲間)で、広くはルアー・フィッシングの人気ターゲットであるブラック・バスやシー・バス(スズキ)と同じPerciformer(Perche-likes)スズキ目(パーチ類の仲間)の魚です。

最近の遺伝子調査によると、全てのバラマンディが全く同じ種ではなく、オーストラリア北部の水系で少なくとも7種が識別可能で、クイーンズランド州だけでも5種のバラマンディが存在しているらしいです!!その5種のうち、3種がケアンズ等が位置する南太平洋岸/South Pacific Ocean Coast、2種がウェイパ等が位置するガルフ・カーペンタリア湾/Gulf of Carpentariaで確認されています。それらの違いはほんの僅かですが、成長や繁殖、寿命が異なっているようです!更なる研究が待たれます!!

 

 

   
 

BARRA♂

LIFE CYCLE(ライフ・サイクル)・・・?

バラマンディの生態は未知な部分もありますが、自然界では産卵は毎年、河口やエスチュアリーの海水、汽水域で行われます。産卵期(スポーニング・シーズン)はオーストラリアでは夏期(主に10〜2月)で、タイミングや持続期間は地域や水系によって異なり、水温や塩分濃度に左右されます。(一説には夏期の最初の大雨の後の大潮の頃と言われています。)非常に多くの卵(10キロの個体で一千万個とも言われる)を産みますが、生き残るのは僅かな様です。卵は産みっぱなしの浮卵生で、その卵や、孵化したての幼生が生き残るには塩分濃度が22〜40%程必要だそうです。スコール等の一時的な降雨による淡水の流入でも死んでしまう事があるらしいです。

幼生から若い幼魚の間(3〜6ヶ月)は汽水域の岸沿い(マングローヴ沿いや雨季にできる湿地帯等)に留まり、その後夏場の雨季が終わり遊泳能力が十分に備わると川やクリークを遡上し、幼魚期は淡水域で過ごします。川の淡水域では乾季には水の流れが極端に少なくなる為、バラマンディの幼魚は陸地にできた大きな水溜りや潟に閉じ込められる事もあります。成長しオスとしての生殖機能を有すると(生後3〜4年)産卵の為汽水、海水域に下降してくると言われています。乾季に陸地に閉じ込められた個体も、夏場の雨季の大量の降雨を利用して下降します。10cmから50cm程の個体には、興奮した時に頭から背面にかけて白い縞模様が見られる事があります。

個体差はありますが生まれてから一年で25〜30cm程の大きさに成長するそうです。その後は個体差はありますが一年で10cm程づつ成長するようです。様々な説がありますが、一度海水域に入った個体はそのまま海水域に留まりメスとなるという説や、メスとしての生殖機能を有するまでは淡水域と海水域を行き来するという説、更にメスに生殖機能を転換した後も淡水域に入り、産卵の時だけ海水域に入るという説もあります。釣りのターゲットとして有名なバラマンディもアカメ同様謎が多い魚です。

バラマンディは淡水では産卵しない為、海へのアクセスがない湖、ダム、沼地では養殖魚の放流により魚数が保たれています。

日本で幻の魚がオーストラリアではもっと身近な存在なのだ!

 

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