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ケアンズの気候と服装

ケアンズの季節感、常夏と思われがちなケアンズですが・・・！

日本のような温帯では春、夏、秋、冬の四季がありますが、熱帯の気候に属するケアンズには大きく分けると乾季（冬場）と雨季（夏場）の二つの季節があります。春、夏、秋、冬も使いますが、日本のような春夏秋冬といった季節感はあまり感じられません。

日本とオーストラリアでは季節の訪れが逆で、日本では冬の寒い時期（１２月〜２月）がオーストラリアでは暑い時期（雨季）にあたり、日本で夏の暑い時期（６月〜８月）がオーストラリアでは寒い時期（乾季）にあたります。

春と秋にあたる季節は乾季と雨季の季節の変わり目として受け止められています。南からの乾いた風が吹き出すと乾季（冬）に向けての季節が始まり、北からの湿った風が吹き出すと雨季（夏）に向かって季節が始まります。

ケアンズは一年を通して常夏で温暖な気候と思われがちですが、乾季と雨季とでは気候も違っています！服装もそれぞれに合ったものを選択する必要があります。

オーストラリアでは気圧の渦も日本とは比べ物にならない程大きいので、天候は変わりにくいと言えるかもしれません。しかし、一度天候が崩れると、しばらく回復しないと言う事も言えます。ケアンズではサイクロン（日本では台風）も、その発生場所（赤道付近）に近い為に非常に大型で動きも活発です。一度通過してもまた戻ってくると言う事も頻繁にあります。天気予報を参考にしたりして十分注意しましょう。

ケアンズに限らずオーストラリアでは紫外線が強いので、一年を通して太陽の下での行動時には、帽子、サングラス、日焼け止め、飲料水等を携帯、もしくはすぐに購入できるようにしておくのが無難です。

蚊やザンドフライ等の刺されると痒みをもたらす昆虫は雨季に多いですが、乾季でも水辺にはいる事が多いので、フィッシング等を予定しているのであれば虫除けも欠かせません。絶対に虫刺されや日焼けはイヤと言う方は、長袖長ズボン等を着用して、肌の露出を最小限に抑えましょう。

乾季

乾季とされる５月〜１０月頃は冬場にあたり、降水量も少なく湿度も低めで非常に過ごしやすい気候です。晴れの確率も高く、ケアンズを訪れるのには最も良い季節ですが、真冬にあたる６月〜８月頃には空気も非常に乾燥しており、夜と昼では温度差がはげしく、朝晩は非常に寒く感じられる事もあります。

この時期には日中は半そで短パンで大丈夫でも、夕方太陽が沈むと気温が一気に下がり始める為、体温を奪われない服装が必要です。この時期は長袖長ズボン、更にジャケット類を用意しておいた方が無難です！

真冬に太陽の出ていない時間帯に外出する場合は、長袖長ズボンが良いでしょう。特に海辺等では市街地に比べ風が強く吹いていることが多く体温を奪われやすいので注意が必要です。夜釣り等をする場合は、衣服等は多めに用意された方が無難です。

温度の急激な変化は人体にも影響を及ぼします。朝方は一番冷え込みます。寝冷えなどしないよう体調に気を付けましょう！

雨季

雨季の始まりは毎年多少のズレがありますが、本格的には１２月〜２月頃の間に始まり、約３ヶ月ほど雨の多い時期が続きます。その前後も雨が降る事が多く、観光客泣かせをしています。サイクロンもこの時期発生しやすいです。ケアンズでの滞在を考えるのなら雨季を避けた方が無難ともいえます。（バラマンディを狙っての滞在は雨季の直前とその後の落ち着いた頃がベスト！）

例年１０月頃になると、北から湿った風が吹き出し、雨が降る日も徐々に増え、蒸し暑くなっていきます。本格的に雨が降り出す直前（１２月頃）には湿度も気温も非常に高くなり、日影へ入っても蒸し暑く、エアコンの無い場所ではしんどい思いもします。体力を消耗しやすいので無理は禁物です。

雨は１１月頃から本格的に降り出す事もありますが、ここ数年は遅れ気味で、降水量も多くありませんでした。今年は遅れて始まったものの、ある程度まとまった雨が降りました。２月〜４月に良く降りました。

本格的な雨季が始まると気温は幾分落ち着きます。曇っている事が多いので、日差しは強烈ではありませんが、紫外線が強いので帽子やサングラス、日焼け止め等は用意しておいた方が良いでしょう。この時期は虫除けも欠かせないアイテムになります。

この時期のケアンズでの服装は、半そで短パンで一日中大丈夫ですが、海辺では風があると冷え込む事があるので、注意が必要です。

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