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HINCHINBROOK

ヒンチンブルック・フィッシング

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ヒンチンブルック・アイランドとそのチャンネル

ヒンチンブルック・アイランドは、ケアンズからブルースハイ・ウェイ(Bruce Highway)を南へ約190km、2時間半ほどドライヴした所にあカードウェル(Cardwell)という海に面した小さな町から見える島です。カードウェルはこの島への主要な玄関口になっています。

この島は1770年にキャプテン・クックによって名付けられました。しかし、クック船長はこの島とメインランド(本土)の間にチャンネル(海峡)があることに気が付ていませんでした。一番高い山は優に1000メーターを超えており、クック船長はマウント・ヒンチンブルックと名付けました。1819年になって、キャプテン・フィリップ・パーカー・キング(Captain Phillip Parker King)によって、本土とは陸続きではなく、島である事が確認され正式にヒンチンブルック・アイランドとなりました。

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ヒンチンブルック・アイランド

天気も良く壮観な景色でした!

グレート・バリア・リーフ(Great Barrier Reef)で最も大きな島であり、ナショナル・パーク(国立公園)に指定されています。オーストラリア本土に沿って全長約50km幅約10kmに及び、クリーク幅ほどの狭い海峡を挟んで陸続きの様な地形である為、一見、島には見えません。

出発前から情報収集し、ある程度の位置関係は把握していましたが、いざボートで出発すると、とてつもなく広いフィールドにビックリ!島周辺や島と本土の間のチャンネルには、非常に多くのクリークが流れ込んでおり、その岸辺にはマングローヴが所狭しと密生していました。バラ・フィッシングには申し分ない自然環境です。写真や地図で見るのとでは迫力がぜんぜん違いました。

 

 

 

 

 

ファースト・フィッシュはフラットヘッド(コチの仲間)

初日はカードウェルを通り越し、島の南側にアクセスしやすいボート・ランプ(船着場)を利用する事にしました。初めてのフィールドに期待で胸を膨らませながら釣行開始!しかし、午前中は潮の高い時間帯で、岸沿いのマングローヴのポイントが水没していて大苦戦・・・。

このトリップ中は、満干の潮の差は3メーターほどありました。約6時間で3メーター動くのはケアンズ周辺ではかなり流れが速い方です。年に数回あるかないかです。潮の高い時間帯はベイト(小魚やエビ等がマングローヴの林の中に入り込んでいて動かない為、それを狙う魚の活性は非常に低いです。潮が引いてマングローブの根が見え出すくらいになり、ベイトの動きが活発にならなければ良い釣りはできません。しかも今回のような場合、一度潮が引き出すと流れが非常に速く、川のような状態になってしまい、特にバラマンディの活性は低くなります。今回は非常に厳しいコンディションの時に釣りに来た事になります。

時期的には雨季の終わりの3月中旬だったので、コンディッションも落ち着きバラマンディを狙うにはもってこいの季節でした。しかし、季節以上に当日の潮のコンディションは重要です。

満潮から潮が引き出し、そろそろかなと思っているとルアーに何かが触った感触がありました。しかし、ロッドには魚がのっている感触は無く、根がかったかなと思いティップを少し持ち上げると、いきなり動き出しました。スナッグ(沈み根)かと思うようなアタリはフラットヘッドでした。バラマンディではありませんでしたが、一匹釣れてほっとしました。

 

 

 

 

 

エスチュアリー・コッド(ハタの仲間)

潮が引いて徐々に良さそうなポイントが表われ始めました。目ぼしいポイントを手当たり次第叩いていくとコッドが釣れました。その後、時折地図を見たりしながら目ぼしいクリークに入り込んだりしましたが目の覚めるようなアタリは無く、この魚がメインのフィッシングになりました。ダブル・ヒットもありました。

更に潮が引いていくと流れがどんどん速くなり、一番釣り易いマングローヴの根の間に潮の高さがある状態もアッという間に終わりました。岸際には大きくマッド・バンク(潮が引くと表れる、岸際のマングローヴ下の泥土でできた地表)が見え出し、まだまだ日没までには時間があるのにルアーで魚を狙うのには厳しくなってきました。

その後も行ける限りのポイントを叩きましたが、結局この日はバラマンディを見る事さえできませんでした。

 

 

 

 

 

おっちゃん何してんの?

厳しかった一日のフィッシングを終えボートランプに近づくと、体半分水浸しになって何やら大変そうにしているおっちゃんがいました。よく見ると何かをショベルに乗せているようです。更によく見ると・・・!?

 

 

 

 

 

デュゴンでした!

でも、死んでいました。ボートと衝突したのでしょうか?ヒンチンブロック・アイランド周辺はデュゴンの生息域として有名で、今回もひょっとしたら見えるかも!?と期待していましたが、結局生きているのは見れませんでした。クロコダイルをはじめ、これらの大型野生動物の一番の天敵は人間なのでしょう。

合掌

 

 

 

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