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MULGRAVE RIVER マルグレイヴ・リヴァー フィールド・インフォーメーション |
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マルグレイヴ・リヴァーとピラミッド・マウンテン マルグレイヴ・リヴァーは大昔ケアンズ・トリニティ・インレットに流れ込んでいた川です。現在はアサートン・テーブルランド(高原)から、ケアンズの南方ゴードンヴェイル(Gordonvale)にあるピラミッド・マウンテンの麓を通り、緩やかに水量を増しながら南に向かって流れています。その後マウス(河口)手前で南方から流れてきたラッセル・リヴァー(Russel River)と合流し南太平洋(サウス・パシフィック・オーシャン)に流れ込んでいます。 ケアンズ・シティーからマルグレイヴ・リヴァーへは、この川の主要なボートランプまで車で55km程の距離です。
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上流部淡水域の川辺 ケアンズの南方にある町ゴードンヴェイル(Gordonvale)から、マルグレイヴ・リヴァーのフレッシュ・ウォーター域に陸路アクセスできます。オカッパリから釣りができるポイントもあり、夏場には水浴びをする人達も沢山います! バラマンディはこのエリアでも見かけられます。大きな物で60センチ程の個体が釣れています。その他よく見る魚種は、ソーティー・グランターやジャングル・パーチ、小形のマングローヴ・ジャック等です。
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ボート・ランプ ボート・ランプは数ヶ所ありますが、主要な物は中上流の淡水域へも下流のラッセル・リヴァー合流部方面へも手軽に行ける場所にあります。週末やパブリック・ホリデー(公休日)には非常に多くの釣り人で賑わいます。
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リヴァー汽水域 ボート・ランプを出てすぐの地点でも潮の影響を受けています。塩分の濃度は薄いですが淡水ではありません。水深は全体的に浅めですが、水深10メーター以上あるポイントもあります! 川の底にはサンド・バー(砂洲)やロック(岩)が所々にあるので、干潮時にはボートで乗り上げないように気を付ける必要があります。 上中流部は川岸の植物の種類も多彩です。やがて海が近くなるとマングローヴの林へと変わっていきます。
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ラッセル・リヴァーとの合流点 この川はラッセル・マルグレイヴ・リヴァー(Russell Mulgrave River)とも呼ばれますが、それはマウス(河口)の手前、外海がようやく見えた辺りで、北方から流れてきたマルグレイヴ・リヴァーと南方から流れてきたラッセル・リヴァーとが正面からぶつかり合う様な形で合流し一つの川になるからです。 この周辺には大小いくつかクリークが流れ込んでいて、魚影を探して上流までしばらく遡れるものもあります。 その後それぞれの流れは、海のある東に向かって流れを変え、距離的には短いですがインレットとして川幅を倍に広げてマウスへと続いています。
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マウス手前のマングローヴの林 インレットの下流に向かって左手(北側)の岸際には、背の高いマングローヴがマウスの先っちょのサンド・バー(砂洲)まで続いています。真っ直ぐと綺麗に生えそろっていたのが印象的です! 更に近寄ってみると岸際には良さそうなスナッグ(沈み根等)が数多く横たわっていて、しかも岸から数メーターの所で一気に水深5メーターまで落ち込んでいます!大物の気配は充分です。 この岸際の形状は、雨季の集中豪雨による激流により、何度もマングローヴの生えたバンク(土手)やすぐ横のボトム(川底)の土砂が削り取られた事によるものです。
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Russell Head 外海へ マウスの両端にはサンド・バーが広がり、その先は海に繋がっています。その周辺はラッセル・ヘッドと呼ばれています。 夏場には産卵行動でバラマンディの大型もラッセル・ヘッドやインレット周辺を回遊していますが、大物を釣るのは難しい様です。数釣りだったら、サイズは小さくなりますが、上流の淡水域の方が期待できます。その他、マングローヴ・ジャック(ゴマフエダイ)やフィンガー・マーク(イッテンフエフキダイ)、ターポン、コッド(ハタの仲間)、フラット・ヘッド(コチの仲間)等非常に多くの魚種を見かけます。 冬場にはクイーンフィッシュや中型のGT等が、豊富なベイト(餌となる子魚)を追ってこの周辺を回遊します。それらをターゲットにしてルアーやフライで狙うのも面白く人気があります。 Warning(警告) 海水、汽水域ではソルトウォーター・クロコダイル(入り江ワニ)が生息しています!遊泳等はしてはいけません。上流部の淡水域では大丈夫なようですが、良識ある行動を心がけましょう!
Mulgrave River Field Info |
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