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ヨーキーズ・ノブ　フィールド＆オカッパリ　ボート

ハーフ・ムーン・ベイ・マリーナ(Half Moon Bay Marina)

ケアンズ・シティーから北へ２０ｋｍ程の所に、ヨーキーズ・ノブという海に面した小さな集落があります。その海辺には小規模ながらもヘッドランド（海に突き出す格好で陸地が突出した場所、岬）があり、その北側はハーフ・ムーン・ベイという小さな入り江になっています。その湾内にはマリーナ（ボート、クルーザーやヨットの停泊所）があり、比較的外海に面している為、波浪を防ぐ為のロック・ウォール（岩で作られた防波堤）が作られています。

ヨーキーズ・ノブのロック・ウォール

ロック・ウォールの内側やマリーナ内は静穏で、ベイト・フィッシュや様々な魚種の幼魚が多く見られ、バラマンディを始めとする捕食魚がそれを狙って集まる場所となっています。

マリーナから外海へ（間に見えるのはダブル・アイランド）

ロック・ウォールはマリーナを取り囲む様に作られています。外海への通路は左右のロック・ウォールの間だけで、その周辺がバラ・フィッシングのメイン・ポイントになります。バラマンディだけでなくベイト・フィッシュやその他の魚種も、必ずこの間を通過しなければマリーナの内側には入れません。オカッパリのフィッシングの場合、動ける範囲が限られているので最も効率よく魚を待ち伏せできるポイントです。

ムーン・リヴァーのマウス（河口）

マリーナの直ぐ北側には、ロック・ウォールを挟んでムーン・リヴァーの河口があり、フレッシュ・ウォーター（淡水）が一年を通して流れ込んでいます。ムーン・リヴァー内には小形（オス）の個体も見られ、規模は小さいですがヨーキーズ・ノブ一帯でも産卵から淡水域遡上を含めたバラマンディのライフ・サイクル（生活環）が営まれている様です。

BARRA　Over70cm

このサイズになるとバラ・フィッシングの醍醐味が程良く味わえます。

ロック・ウォール周辺でのオカッパリ・フィッシングは朝夕まずめの暗い時間帯が最も成果を上げています。平均サイズは６０ｃｍ程ですが、それを越えるサイズもでます。

BARRA Over90cm

ロック・ウォールからルアーのキャスティングで釣れたビッグ・ワン。このサイズに会えるのはケアンズ周辺では年に数回あるかないかです。

午前中の早い時間帯でした。太陽の位置も高くなり始め、バラを狙うには少し厳しいかなと思い始めた矢先のヒット！いきなりラインをリールからガンガン引き出し、３０ｍ程走った所で待望のジャンプ！海面が大きく割れ、朝日に照らされた銀白の魚体を見たときには感無量、このサイズがほしかった！通い続けて本当に良かったです。

Yorkeys Field & Onshore Fishing

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