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ヒンチンブルック p1 p2 |
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HINCHINBROOK ヒンチンブルック・フィッシング page 2 |
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今日も快晴! 二日目に入り、この日はカードウェルにあるボート・ランプから出港しました。このボート・ランプからだと島の北側へのアクセスにちょうど良いです。ボートランプから海(ヒンチンブルック海峡)までは人口水路が整備されていました。 出発の準備をしていると、ボート・ランプから直ぐの水路沿いで何かがチェイスしています・・・魚は勢い余ってジャンプ!バラでした!キャストしたい気持ちを抑え、先を目指しました。この巨大なウォーター・システムを釣って回るには時間がかかります。 満潮前の早い時間帯、最初の一匹目はブルーフィン・サーモン(ツバメコノシロの仲間)の小型が釣れました。ケアンズではルアーであまり釣れない魚です。この日は島の北側を回りましたが、前日同様、潮が高くマングローヴ沿いが水没していて厳しかったです。 その後、岸沿いにしばらくボートを走らせ、その先のクリークが連続していくつも流れ込んでいる所まで行きました。クリークにたどり着くも、依然潮が高く釣りにならないような状態でした。そのマウス(河口)周辺をしばらく叩きましたが何の反応もありません。仕方なくクリークは諦め他のポイントを探しました。
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何だろう?! 遠目、緑一線の岸際に、所々色が違って見える場所があります。ロック・バンク(岩岸)です。岸辺には大小様々な岩がゴロゴロところがっていて、その剥き出しになった岩肌が黒っぽく見えていました。この辺りのロック・バンクは、潮が高い時しかアクセスできない様で、今回の様な潮の時にはもってこいのポイントでした。近づくと沈み岩も多く、魚もいそうでした。その後は点在するロック・バンクを中心に釣り進みました。釣れそうな雰囲気はありましたが、出てくるのは前日同様コッドばかりでした。 非常に暑く集中力が切れそうになる中、珍しい物を見ました、海ガメです。ボートをそれ程恐れるそぶりも無く、浮きつ沈みつしながら泳いでいました。最初は珍しく思いタートル・ウォッチング気分で釣りをしていましたが、見る見るうちに数が増え、沈み岩かカメの甲羅か分からないような状態になってしまいました。いつも泳ぎまわっている訳ではなく、時折全く動きません。透明度が良いわけではないので、スナッグ(沈み岩)かと思いルアーを投げ込むとカメだったりしました。魚は出ませんでしたが、良い気分転換!?(邪魔なだけと言う声もある)になりました。この島の周辺は、海ガメも非常に多いようです。 相変わらずコッドばかりが釣れるだけでバラらしいアタリは無いままでした。そんな中で一際大きな岩が海に面していて、潮当たりの良いポイントに入り込みました。ベイトもちらほら見えて、何か出てもおかしくは無い、と思っているとヒットしました。水面でバイトしたのでビックリ!銀色のフラッシュと共に一気に走り出しました。バラマンディかも!?という期待と共に応戦・・・!
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ジャイアント・トレヴァリー(GT) それまででは一番の引きでしたが、姿が見えるとバラマンディではなくロウニンアジ(GT)でした。小さいですがタックルも小さいのでそれなりに楽しめます。その後ようやく潮が引き、今度は逆にロック・バンク周辺が浅くなり、ボートが座礁する危険性が出てきたので、諦めてチャンネル(海峡)沿いのポイントを回ってみました。
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クイーンズランド・グローパー 天気だけは本当に良かった(暑すぎ)ですが、フィッシングは厳しい状態が続きました。潮の速さは本当に早く、見る見る潮が引いていきました。マングローヴ沿いのポイントもアッという間に干上がり、マッド・バンク(泥岸)が大きく顔を覗かせていきました。ポイントもクリークのマウスやなんとなく見えるスナッグ(沈み根)中心の釣りとなり、なかなか魚も出なくなっていきました。 そんな中、珍しい魚が釣れました。同行者の竿が今までに無くしなっています・・・重そうでしたが難なく上がると、クイーンズランド・グローパー(ハタの仲間)でした。ルアーで釣れたのを見るのは、今回が初めてでした。独特の模様をした魚で、数百キロの巨体になる魚です。ベイト・フィッシング(餌釣り)で釣った事はありましたが、珍しいものを見ました。
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At last! 潮が低すぎて狙う場所が乏しくなり、非常に長距離を移動した為、燃料も少なくなってきました。その為、諦めて帰港する事になりました。ボートランプに近づくと結構込み合っていました。その待ち時間を最大限に利用しよう!ボートランプが空くまで釣りをする事にしました。 唯一バラマンディを目撃したのはこの場所だったので、絶対にいる!と信じて投げ続けました。すると、ロッドがいきなり軽くなり、次の瞬間強引な引きと共に水面上にバラマンディが舞っていました。しかし、それと同時にルアーもフック・オフ。ん〜・・・やっと来たのに。サイズもまずまずで70cmくらいはありました。 それを見ていた同行者も俄然やる気になって、黙々とキャストを繰り返しました。しかし、二匹目のバラはやっぱり出ないのか?!ひたすら叩きましたがアタリすらありません。たまに根掛かるだけで、ルアーへのコンタクトはありませんでした。 すっかり日も暮れ、諦めて帰ろうとした瞬間、最後の一回と思って投げたルアーにヒット!ついに出た!サイズは最初に出たのに比べ小さかったですが、ジャンプはちゃんとするしバラはバラ!いや〜・・・本当に長かった。がんばった甲斐があった! 次回はもっと潮のコンディッションが良いときにチャレンジしたいな!
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Hinchinbrook page 2 |
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